2012年11月12日月曜日

ターナー風の眺め

 昨夜からの雨が今朝もまだまばらに降っていた。11月は「霜月」だが、霧の季節でもある。
今朝,通勤電車から見た雨上がりの間際の中央線沿線は、遠くの空と高層ビルがベールがかかったように霞み、まるでターナーの絵だった。
  夏目漱石の『坊っちゃん』にも、あの島はターナー風だと美学の教師が言うくだりがあるが、彼の絵が早くから日本人に好まれてきたのは、日本でも見かける馴染み深い景色が描かれていたからではないだろうか。
 先週の金曜日にBunkamuraザ・ミュージアムの『巨匠たちの英国水彩画展』へ行った。全体で8つのコーナーに分かれていたが、ターナーの作品は独立したコーナーになっていた。ポスターピースの「ルネツェルン湖の月明かり、彼方にリギ山を望む」(図)が一番よかった。

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