2010年11月23日火曜日

チャーカー・ラボンを作る

今日は勤労感謝の日。私も家事に勤しんだ。もっとも私の「家事」は料理とその準備、後片付けが大半を占めている。
ブランチの後、夕飯の下準備に取りかかった。今晩のメニューはチャーカー・ラボン。ターメリックやヌクマムで下味を付けた魚の揚げ煮だ。銀座のベトナム料理店「ラ・スコール」で初めて頂いて、ディルや細葱も一緒に煮ているのがユニークだと思った。今日、これを作りたいと思ったのは、ディルを使った料理を作りたかったからだ。私がベトナム料理にはまるのは、ハーブの使い方がとても巧みだからだと改めて気が付いた。
付け合せにとヌクマムを使ったベトナム版の大根と人参のナマス、デザート用に姫林檎のヌクマムシロップ漬けを作った。この2つは、最近買った鈴木珠美さんの『ベトナムおうちごはん』(扶桑社)に載っていたレシピだ。
目鯛の切り身に下味を付け、ナマスと姫林檎のシロップ漬けを作ったところで疲れてしまった。お茶で一服してからアイロンがけをし、洗濯と入浴の後でラジオをつけたら、北朝鮮と韓国の砲撃事件が流れた。韓国軍が黄海で軍事演習をしていることに対する対抗措置として北朝鮮軍が大延坪島を砲撃し、韓国軍も北朝鮮軍の陣地を砲撃した。韓国軍兵士2名が亡くなり、民間人にも負傷者が出たという。外交官は憧れの職業だが、こういう非常時には休日も夜もなくなって大変だろうなぁと思う。
そんなニュースを聴きながら、チャーカーを作った。揚げ煮にした魚とディルと細葱を、ブンという米粉で作った細麺に乗せて頂いた。ブンを家で作ったの初めてで、素麺によく似た味で美味しかった。